
2015年 第32回エプソムカップ・第20回マーメイドステークス 予想
今週開催される穴馬を管理人が独自の千里眼でご紹介!
2015年 第32回 エプソムカップ(GⅢ)
ユールシンキング
東京1,800mで開催されるエプソムカップ。名前の由来はダービーなどの有名なレースが行われるエプソム競馬場との交流競争である。ここ数年は比較的堅い決着が続いているが、ここを制した馬はほとんどの馬がその後に活躍している。別定戦となるエプソムカップだが、出走登録をしている馬を見ると今年も一筋縄ではいかないレースとなりそうだ。そんな中、管理人が推奨する穴馬はユールシンキング。
ユールシンキングはセントライト記念と新潟大賞典を制し実力馬だが、最近は調子を崩しており大敗が続いた。前走では得意の新潟でようやく復調の兆しが出て来ており、調子も上がってきた。前走のレースではまったく前が開かず0.5秒差で8着と敗れたが、実際に追ったのは最後の100mほど。しっかり追えたならまた結果は変わってきたのかもしれない。元々、瞬発力がなく長い直線で持続性のある脚が持ち味。東京コースは2年ぶりとなるが、馬券を外した事がないコースだ。調教も脚元がシッカリしてきて負担を掛けれるようになってきてウッドチップで強い追いきりも出来た。この一本で絞れてきて体重も減るだろう。復活には絶好の舞台と言え、絶対に抑えないといけない馬の一頭だ。
2015年 第20回 マーメイドステ-クス(GⅢ)
カノン
秋の飛躍を目指す牝馬によるハンデキャップ重賞。牝馬限定戦で阪神芝2,000mで行われるマーメイドステークスは、2006年からハンデキャップ重賞となり秋への大舞台を目指す一戦となった。昨年はディアドレマドレ、一昨年はマルセリーナが勝利を飾っている。牝馬のハンデキャップ重賞という事で高配当が出やすく、5年連続2桁人気が馬券に絡んでいおり昨年は3連単27,050円、一昨年は3連単193,030円と波乱に満ちた決着となっている。そんな中、管理人が推奨する穴馬はカノン。
カノンは昨年もマーメイドステークスに出走しており、今回で2回目の挑戦となる。昨年は斤量51キロで勝ち馬のディアドレマドレと0.6秒差。最近、カノンは力を付けてきており調教でもその様子が垣間見れている。坂道でも行きっぷりが良すぎて、乗り手が気を抜くと時計が出すぎてしまうが、ジョッキーが跨るという事も聞き折り合いも欠く事もなくなった。最後のゴースタートの反応も良く、問題ないだろう。昨年と違って1着、2着と順調なのに対し斤量は昨年よりも1キロ軽い。去年もコスモバルバラが斤量50キロのまま逃げ残しており、カノンも前目に付ける事ができたら面白い存在だろう。