
第61回京成杯オータムハンデキャプ・第30回セントウルステークス・第1回紫苑ステークス 予想
今週開催される穴馬を管理人が独自の千里眼でご紹介!
2016年 第30回 セントウルステークス(GⅡ)
ティーハーフ
2つのビッグタイトルを狙う精鋭たちが一堂に会する名物重賞。阪神競馬場1,200m(芝)別定3歳以上オープンで開催されるセントウルステークス。このレースは、後のスプリーターズステークスの前哨戦と言って良いほど、結果が反映しやすい。例年堅いレースが続いていたが、10番人気アクテイブミノルが逃げ切り三連単405,590円の高額配当が付いた。近年、稀に見る短距離界のホープ不足で確固たる馬がビックアーサーしかいない。どんな伏兵馬が誕生するか分からない難しいレースと言えるだろう。そんな中、管理人が推奨する穴馬はティーハーフ。
ティーハーフは前走函館スプリントでは4番人気に支持されたものの12着と無残な結果となってしまった。今回は体制を建て直し、じっくりと休ませ今回に向けてトレーニングを積んできた。馬体も大きく膨らみ、良い追いきりが出来たのは高評価できる。時計が速くなれば対応できないかもしれないが、今回はマークされるであろうビッグアーサーがいるので、ある程度ペースが落ち着くのではないかと予想される。近走の戦績ではとても買える戦績ではないが、本格派したとの声もあり買ってみる価値はありそうだ。
2016年 第61回 京成杯オータムハンデキャップ(GⅢ)
ダイワリベラル
伏兵の台頭に注意が必要な一戦。中山競馬場1,600m(芝・外)ハンデ3歳以上オープンで開催される京成杯オータムハンデキャップ。名前の通り荒れるレースが続いており、昨年は13番人気・11番人気と入り三連単2,227,820円と荒れに荒れた。伏兵馬が上位に食い込むケースが多いだけに、軸馬選びには慎重になりたい。一昨年は新潟で行われた為、参考外だが開幕週と言えど逃げは決まりにくく、王道の中間からの抜け出しが戦績を残しているようだ。そんな中、管理人が推奨する穴馬はダイワリベラル。
ダイワリベラルは前走京王杯SCで15着と完敗。敗因は父ダイワーメジャー共に典型的なマイル馬で距離が合わなかったのと、直線が長いコースが苦手で東京コースが苦手だったこともあり度外視でいいだろう。今回は一瞬の瞬発力とpワーが生かせる中山競馬場に戻り気配良好。しっかりと体のダメージをとり、今回に備えてきた。調教も本数をこなし体を絞ってきたいるので、期待出来るだろう。メンバーが手薄で、今回が絶好のチャンスかもしれない。得意の中山コースで挽回して欲しいものだ。
2016年 第1回 紫苑ステークス(GⅢ)
フロンテアクイーン
リニューアルによって“本番”との関係性が変化しそうな注目の前哨戦。中山競馬場2,000m(芝)馬齢(牝)3歳オープンで開催される紫苑ステークス。昨年まではオープン特別として開催されていた紫苑Sだが、今年からGⅢに格付けされた。秋華賞のトライアルレースとしての位置づけは変わらないが、優先出走権が2着までから3着までに変更された。この為、更なる激戦が予想されており最後の牝馬クラシックを狙う馬達が参加してくる。そんな中、管理人が推奨する穴馬はフロンテアクイーン。
フロンテアクイーンは前走の優駿牝馬で12番人気ながら6着と十分な結果を残した。元々、東京など広いコースはそこまで得意なコースではない中での健闘は成長の証と言える。本番の秋華賞は厳しいかもしれないが、今回の開幕週の中山競馬場なら十分勝機はありえる。JRAがケガをしにくいようにエアレーションが効いた馬場作りを目指しており、パワー競馬が得意なフロンテアクイーンには絶好の舞台。予想オッズ6番人気と馬券的にも美味しい存在で是非軸にしたい1頭だ。