2017年　第62回有馬記念（GⅠ）・第12回阪神カップ（GⅡ）　予想

2017年　第62回有馬記念（ＧⅠ）

サクラアンプルール

一年の想いを込めて名馬が織り成す名勝負。 中山競馬場2,500m（芝）定量 3歳以上オープンで開催される有馬記念。馬記念の歴代優勝馬を振り返ると、日本競馬史に残る数々の名馬に出合うことができる。また、その名馬の数だけ名勝負が繰り広げられてきた。約2分30秒のドラマに、多くのホースマンが一年の想いを込める。それが有馬記念。そんな中、管理人が推奨する穴馬は サクラアンプルール。
サクラアンプルールは、前走東京で開催された天皇賞（秋）G1では8着。善戦した方だが、不良馬場まで行くと足が鈍った。前走から有馬記念一本に縛り、ここを目標に調整してきた。天皇賞（秋）に出走したメンバーは、ほとんどの馬がダメージが酷く次走は惨敗している馬が多く、あのキタサンブラックでも力負けした。そんな中、充分に休養にあて目標としているサクラアンプルーに分がありそうだ。札幌記念がフロックではないと考えると、強くなっているのは確実。当日の蛯名騎手の気配にも注目したい。

2017年　第12回阪神カップ（ＧⅠ）

サンライズメジャー

人気薄の実績馬が高配当決着を演出してきた注目の一戦。阪神競馬場1400m（芝）定量 3歳以上オープンで開催される阪神カップ。2006年に創設された阪神Cは、波乱の決着が目立つレースで過去11年の優勝馬延べ11頭中、単勝1番人気の支持を集めていたのは2007年のスズカフェニックスと2009年のキンシャサノキセキだけで、2011年以降の優勝馬延べ6頭はいずれも3番人気以下だった。2014年には8番人気のリアルインパクトが勝利し、213,360円の高配当が飛び出した。そんな中、管理人が推奨する穴馬はサンライズメジャー。
サンライズメジャーは、1400m巧者として有名で昨年同レースに出走して9着と大敗したが、2015年には4着と馬券内まであと少しまで迫った。2走前の東京1,400mでは3着に入り上がり最速とまだまだ1400m巧者と力は衰えていない。さすがに年齢もあってか瞬発力勝負になると見劣るが、最終週に近い今の荒れた阪神競馬場なら十分通用する力はある。予想オッズも14番人気と馬券的に美味しいので、ヒモとして加えたい一頭だ。